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障害を受けた組織(ダメージをうけた部分)によって、診断や治療が異なります。
そのため、顎関節症は、タイプ別に分類されています。
障害を受けやすい組織とは?咀嚼筋、関節包や靭帯、関節円板、関節の骨です。
顎関節症は障害を受けた部位によって、V型に分類されます。
I型は、アゴを動かす筋肉に障害が生じるもので、主に咀嚼筋(そしゃくきん)に痛みが表れます。
咀嚼筋には、こめかみから頭にかけて張り付いている「側頭筋」、頬骨と下アゴをつなぐ「咬筋」、アゴの内側と頭蓋骨をつなぐ「内側翼突筋」「外側翼突筋」があります。
その他に、口を開ける筋肉として、下アゴの後ろにある「顎二腹筋」があります。
II型は、顎の運動痛と噛み締め時の痛みで、関節包、関節靭(ジン)帯の炎症、損傷がその病態とされています。
III型は、開閉口時にコキッ、あるいはカクンといった撥(は)ねるような音を生じたり、開閉口時に引っかかりがあったりするもので、関節のクッション役をしている関節円板の位置の異常による障害です。
IV型は、慢性の関節痛、グシャグシャ、ギリギリという雑音がみられ、下顎頭の変形(骨の障害)を生じた状態です。
V型は、その他、I〜V型にあてはまらないものです。 |